2018/09/16(日)
すべり症腰痛 おなかで改善
【 すべり症腰痛 おなかで改善 】
「すべり症ですね」
腰痛の方では病院でこう診断された方もいらっしゃると思います。
すべり症は腰の背骨の一部が前に滑ってしまい。
背骨の中を通る神経が骨に圧迫されたり
背骨についている靭帯がひっぱられたり・傷ついたりして
痛みが出る状態です。
ここで考えなければいけないのは
なぜこの背骨が滑ってしまうのかということです。
もちろんいろいろな要因はありますが
その一つとして背骨の「前にむかってのカーブ」が関係しています。
腰の背骨(腰椎)は五つありますが、
その中でも上から3番目と4番目の腰の骨が
前カーブの頂点にあることが多いため
この部分が前に滑ってしまうことが多いのです。
ただ普通の状態では、いくら前弯があっても
背骨が前に滑ることはほぼありません。
強い負荷が繰り返しおこるなど
いろんな条件が加わって
腰の骨(腰椎)が前に滑ってしまうのです。
そして腰の骨を前に引っ張る原因の一つとして
「ある筋肉が縮んで固くなる」ことがあげられます。
滑り症の要因になりうる筋肉…
それは大腰筋といわれるおなかの奥の筋肉です。
この骨は腰骨の横にべたっとくっついて
骨盤の内側を通って、その後足の骨の端につく筋肉です。
この大腰筋が生活の中のいろんな要因で縮んで固くなってしまうと
背骨が前へと引っ張られてしまいます。
ということはこの大腰筋が緩んでくれれば
骨を前に引っ張る力は弱くなりますので
痛みなど症状自体が和らいできます。
なのでこの大腰筋を緩める体操を
ぜひやっていただきたいと思います。
【 すべり症腰痛 改善体操 】
① 椅子に坐ってください。
② 座ったまま腰に手をあて、前へならえの先頭のポーズを取って下さい。
③ 親指を除く4本の指は骨盤の前の方を触っていると思います。
そこから指1・2本分、おへその方向に指を動かしてください。
④ そのあたりにおなかがポコンとへっこんでいる部分があります。
(おへそからは指4本分くらい横です。)
その場所に人さし指中指と薬指の指先を当て軽く押します。
⑤ お腹をおしたまま上体を前に倒していきます。
⑥ その状態のまま、まずは右の膝を内側・外側に
ゆっくり10~20回ほど動かしてください。
おなかの奥で筋肉が動いているのがわかるようならその場所で正解です。
⑦ 右が終わったらこんどは左の膝を内側・外側に動かしてください。
同じくゆっくり10~20回ほどで結構です。
この体操のポイントは、しっかりと指先で大腰筋をとらえること。
膝を動かした時に、おなかの奥で筋肉が動いているのを感じることです。
これを繰り返していると
おなかの奥の筋肉が段々、弛んできます。
すべり症の要因、骨を前に引っ張る力が弱まりますので
すべり症による腰の痛みもらくになってきますよ。
ぜひ繰り返し行って、痛みを改善させてくださいね。
それでは
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