2018/10/04(木)
栄養の話 ビタミンB群って何??
【 ビタミンB群って何?? 】
体は食べたもので作られます。
ですので「食べるもの」というのはとっても大切です。
「いろんな栄養をバランスよくとる」ことはとても大切。
そしてでも栄養素それぞれの働きも
知っていた方が断然よいと思いますので
今回はビタミンB群について伝えします。
ビタミンB群は疲労感があったり、糖質やお酒をたくさん飲んだ時には不足していると言われます。
なぜなら代謝に関係があるから。
急に冷え込みが強くなり夏の疲れが出て「体がだるいと」いう方も
もしかしたらビタミンB群が足りなくなっているかも…ですよ。
《 ビタミンB群 》
ビタミン B群には B 1や B 2、 B 6、 B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸などたくさんの種類があり、まとめて「ビタミンB群」と呼びます。
ビタミンB群は主に身体の代謝をあげるために働き、ダイエットだけでなく健康にも重要なビタミンなのです。
★ 炭水化物大好きなあなたにビタミン B 1
体の中で、糖質をエネルギー（ATP）に変換させ、これを分解してエネルギーを作り出す時に必要です。
ビタミン B 1が不足するとエネルギーの原料が不足することになってしまい、
体に必要なエネルギーが作られず、疲れやすいとか病気にかかりやすくなってしまいます。
★ お肉大好きなあなたにビタミン B 2
体の中にとりいれた脂肪をエネルギーに変える働きをします。
足りなくなると当然、脂肪からエネルギーを作ることができず、これも疲れのもとに。
★ ビタミン B 3（ナイアシン）
代謝の多くに関わるビタミンです。
タンパク質からトリプトファンという脳内伝達物質の材料を作る時に必要で、不足するとイライラや、やる気の喪失などに繋がります。
また、B3（ナイアシン）は肝臓でのアルコールの代謝にも関わり、体内のビタミン B 3（ナイアシン）が少ない人は二日酔いになりやすい体質になります。
また 善玉コレステロールを増やす作用や、ダイエット時の脂肪を燃焼させる働きもあります。
★ 筋肉をつけたいあなたにビタミン B 6
食事などで摂取したタンパク質からエネルギーを産生するときや、筋肉や血液などが作られる時に働きます。
だからタンパク質を多く取る際にはビタミン B 6が必要となります。
またアレルギー症状、月経前症候群（PMS）、つわり症状の緩和にも効果があると言われています。
★ ベジタリアンが不足しがちなビタミン B 12
植物には、ほとんど含まれないビタミンです。
不足することはほとんどあないと言われています。
葉酸と一緒に働くことで、赤血球を作りだし悪性貧血を予防する働きもあります。
★ 葉酸
ほうれん草から発見された栄養素なので「葉酸」と名付けられました。
ビタミン B 12と B 6と葉酸を十分に取ることで、動脈硬化や脳卒中のリスクが減ると言われています。
★ ビオチン
別名、ビタミン B 7、ビタミン H、 コエンザイム R とも呼ばれ、
糖質・タンパク質・脂質の代謝を助けます。
皮膚炎を起こすヒスタミンという物質を抑制する役割もあります。
ビオチンが不足すると白髪、脱毛、湿疹や疲労感などが出てきます。
また爪や髪の主成分であるケラチンの合成やコラーゲンをつくる時にも必要になります。
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最後にビタミンB群がとれるおすすめレシピを。
(1) まぐろとアボカドの納豆玄米丼
ご飯を玄米にするとビタミンB1がプラスできます。マグロやアボカド、納豆、卵が加わることで玄米が苦手な方も食べやすくなっています。ビタミンB群もたっぷりとれます。
(2) 簡単☆あさりのクラムチャウダー
牛乳に魚介類のアサリを組み合わせるクラムチャウダーは、ビタミンB12がたくさんとれます。汁ごと食べられるので栄養素も逃さず、体も温めてくれるので今から先の寒い時期にオススメです。
ビタミンB群,いかがでしたか？
いろいろな種類、そして働きがあるので
しっかり理解しなくてもいいと思います。
ただ、ビタミンB群は体の中ですごく重要な役割をしているので
食事などでしっかり補うことが大切なんだと
覚えておいてくださいね。
それでは
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