2025/05/09(金)
腰痛を運動で治したい、でも運動しても大丈夫? ~長崎の女性専用院で施術
カテゴリー:腰痛
「運動不足で腰痛になったなら、運動したら腰痛治るよね」なんて考えて、運動を始めようとしていませんか?
確かに運動不足でも腰痛にはなります。
でも腰痛がある方の場合は既に体に硬いところがあるので、運動すると逆効果になる…ということもあるのです。
今回は腰痛がある方の運動についてお伝えしていきます。
・・・
結論を言ってしまうと、腰痛を運動で治せる場合もあるし、治せない場合もあります。
(というか運動をしていい時期と悪い時期があるのです。)
腰痛を運動で治せる場合は痛みレベル(下記を参考にしてください)が4以下の場合が多いです。
痛みレベルが高い人は(運動の強度にもよりますが)運動することで腰痛を悪化させるおそれがありますので、
まずは体を休めたり・緩める事が先になります。
体を早く緩めたい方は、整体院などプロに体を緩めてもらってください。
《痛みレベルを数値化》
まずはご自分の痛みを数値化しましょう。
今まで一番辛かった時を「痛みレベル10」、痛みが全くない状態が「痛みレベル0」。
日内変動や週間での変動もありますので、平均的に考えていたみレベルがどれくらいかを確認してください。
これはあなたにしかできません。
そして運動する基準はこの痛みレベルに関係してきます。
《腰痛を少しでも運動で改善したい》
腰痛を少しでも改善したいなら
・体の血巡りが確保されるのか
・運動後のクールダウンはしっかりできているのか
が大切になります。
痛みレベル別に運動強度などを書きましたので参考にしてください。
《強い痛みの方:痛みレベル10~7》
腰の痛みが強い方は運動をしてはいけません。特に筋トレ(とくに腹筋)はやめてください。
腰痛がある=腰を強化させたらいい ではありません。
本来、腰の痛みが強いときは、まずは体を緩めること・休めることが鍛えるより先。
こんな状態で運動してしまうと、腰痛を悪化させてしまう場合が多いのです。
何よりも痛みが強いのに、運動なんかしたくないですよね。
痛みが強い時は運動自体を避け、痛みが弱くなってきたら軽いストレッチやウォーキングを短時間から始めましょう。
《痛みがあるがそれほど強くない場合:痛みレベル7~5》
痛みがあるがそれほど強くない場合は、軽い運動ならOKの場合が多いです。
強度の弱いウォーキングやストレッチなら良いですが、まだ筋トレは避けてください。
ウォーキングやストレッチも20分や30分するのではなく、始めは5分から10分程度。
それを1週間から10日続けたら時間を+5分から+10分延ばす、ということをしてください。
運動強度が弱くても時間が長くなれば、体にかかる負担も大きくなります。
そして腰に痛みがある場合は「腰をひねったり」「腰を伸ばしたり」という腰自体の運動はやめてください。
体全体の地巡りがゆっくりと確保されるような運動をお願いします。
《腰痛が弱い場合:痛みレベル5~3》
それほど腰痛がひどくなくなったら、少し強めの運動も大丈夫です。
それにこのレベルになってくると自分から体を動かしたいという気持ちにもなると思います。
ウォーキングやストレッチを20分くらいしたり、ラジオ体操など大きく体を動かすことも、気をつけながらゆっくり始めてみてください。
くれぐれも無理だけはしないでくださいね。
筋トレは、痛みレベルが四以下になれば少しずつ始めてもよいですが、おすすめはしません。
《ほぼ腰痛がない場合:痛みレベル3以下》
今日強めの運動も、少し自体の運動も大丈夫なレベルになっているはず。
でも無理せず体の状態を見ながら運動してください。
筋トレをしたい方はしても構いませんが、そのあとのクールダウンはしっかりやってください。
クールダウンをしないことで体に硬さが残り、それが腰痛の元になることもあるのです。
また、この状態の方でも急に腰痛が出る場合もあります。
それは体の疲れ・心の疲れが溜まっているとき。
無理をするという状態は良くありません。
普段から睡眠をしっかりとり、ストレスを溜めすぎず、体の良い状態を保ちましょう。
・・・
いかがでしたか?
強度の強い運動は腰に痛みがある時には無理です。
痛みがひいて体が緩まってきてから運動を行いましょう。
ただ放っておくだけで体の硬さが出て取れていくわけではありません。
特に慢性の痛みをお持ちの方は日常的に体に硬さがある状態。
まずはProに頼って体の硬さを取るようにしましょう。
運動を楽しむのはその後ですよ。
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