2018/10/18(木)
ビタミンDって何?
【ビタミンDって何】
栄養素が体に足りなくなると、
体調が悪くなってきます。
時にはそれが腰痛や肩こりのもとになる事も。
その中でもあまりメジャーではないビタミンD。
日光に当たるとできるということは、ご存知かと思います。
でも実際、どんな働きをして、どのくらいとったらいいのか?
ご存知の方はなかなかいらっしゃらないと思います。
栄養シリーズ、
今回はそんなビタミンDのお話です。
【ビタミンDの働き】
ビタミンDにはいろいろな働きがあります。
その代表を少しだけご紹介しますね。
《ダイエットの強い味方》
ビタミンDには「レプチン」というホルモンの働きを助ける役割があります。
[ レプチンの働き ]
・満腹中枢を刺激し食欲を抑える。
・脂肪細胞の分解を促して中性脂肪を脂肪酸にする。
ビタミン D は日光に当たることによって合成されるので、
一日中家の中にいるなど日光に当たらないような生活をしているとビタミン D が不足してしまいます。
ビタミン D が不足すると、「レプチン」の働きが悪くなり、
食欲がなくなり、脂肪の分解も進まなくなってしまうのです。
家の中に引きこもることによって「運動不足」だけでなく
「ビタミンD の不足による肥満」も起こりやすくなるのです。
《 カルシウムの吸収促進 》
ビタミンDが不足すると小腸や腎臓からのカルシウムの吸収が悪くなってしまいます。
骨の形成がうまくいかなくなるので、
子供ではくる病、成人では骨軟化症・高齢者では骨粗鬆症を起こす原因にもなってきます。
《 認知症 》
中国で行われた、高齢者対象のビタミンDの研究があります。
ビタミンDの摂取レベルが低いと認知機能が低下しやすく、
認知障害を引き起こすリスクが2〜3倍も高いと報告されています。
《 インフルエンザ 》
1日に1200IUのビタミンDを摂取することによって、
インフルエンザにかかる率(罹患率)が42%も低くなるという統計も出ています。
《 ガンのリスク低下 》
毎日、食事以外に1000IUのビタミンDを摂取したところ、
大腸がんのリスクが50%減り、乳がんと卵巣がんのリスクが
それぞれ30%ずつ減ったという研究もあります。
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〚 ビタミンDはどのくらい取ったらいいの? 〛
体に必要で太陽の光に当たることで合成されるビタミンD、
厚生労働省では、一日に必要なビタミンDの摂取量は5.5μg、220IU、
上限摂取量(副作用の出ない安全な上限の量)は50μg (2000IU)と発表しています。
しかし、これでは足りないことがわかってきています。
太陽の当たらない生活を送る潜水艦の乗務員を対象にした研究では、
乗務員に一日10μg(400IU)を摂取してもらっても、
ビタミンDの血中濃度は適正値を維持できなかったという結果が出ています。
つまり太陽の光に当たらない場合は、5.5μgでは全然足りない…いうことなのです。
〚 ビタミン D を多く含む食品 〛
ビタミンDは
きのこ類やサーモンなどの魚介に多く含まれます。
とくにサーモンにはアスタキサンチン やEPA も
豊富に含まれますので是非、取っていただきたい食品のひとつです。
ビタミンDは一般的にはそれほどポピュラーなビタミンではありません。
しかし、ダイエット効果の他に認知症、インフルエンザ、
ガンなどのリスクも下がる以外にもアンチエイジング効果があるなど、
いろいろな効果がわかっています。
1日中室内にいて作業をすることが多い方には
ぜひ摂っていただきたい不足しがちな栄養素。
食事の工夫で上手に・無理ならサプリメント摂取もありだと
個人的には思っています。
ビタミンDとはどなものか
お分かりになましたでしょうか?
上手においしくビタミンDを取ってくださいね。
それでは
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